アトリエ10 こうさくの夏 その2

作品ができあがるまでを
マラソンにたとえてみてください。
いちばんたのしかったのは
どのときだったと思う?
たとえば、ゴール(完成)したとき、だとか、

スタートラインにたったとき、だったとか。
今回のスタートラインは設計図です。
いろいろのアイデアがえがかれています。
こんなふうにしてみようかな。
色はどうしよう。
あれこれそうぞうして
たのしかったとおもいます。

でも、たぶん、
ほかのことをいっさいかんがえず、
作品をつくることだけに集中していた
そのときだったのでは?
集中していなければ
こんなからだのひねりかたはできません。

なによりもこのゆびさき。

マラソン選手の
いっしょうけんめい走るすがたがうつくしいように、
集中力がそのまま
かたちになったようなゆびさきにも
おなじうつくしさがあります。






マラソンでは「がんばれー」と
声をかけてくれるおうえんが
ランナーを元気づけてくれます。
アトリエのなかにも、
しずかなおうえんをおくってくれる
人形たちがいます。

今年の夏も
窓のむこうにセミの声をききながら、

テーブルの上に
ボンドや絵の具や道具をならべて
あたらしいこうさくに
チャレンジです。

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