うちゅうステーション

ぽっかりとうかんだ宇宙ステーション。
ぐんじょう色で濃淡をつけた空は
音のない世界の神秘と美しさを感じさせます。
宇宙には空気がないので
音はつたわりません。
作者は小学2年生の男の子。水彩画。

太陽電池が羽のようにみえますが、
じっさいは巨大なものだそうです。
寝るところ ( 居住スペース ) や
実験室などがあるのはこちら。

NASA (アメリカ航空宇宙局)は
日本のおりがみをヒントにした
あたらしいソーラーパネルを開発中だそうです。
研究者のブライアン・トリーズさんは
留学生として日本ですごしたとき
おりがみのたのしさを発見。
ソーラ―パネルをはこぶときには小さくたたみ、
使うときにはなんばいもの大きさに
ひろげることができる。

試作モデルが公開されています。
おりがみであそんだことのある日本のこどもなら、
そいうことができるかもしれないと
なんとなくわかる。
この、なんとなくわかる、という感覚は
小さいころの経験がなければ
感じることはできないでしょう。

少年少女世界の美術館より 司馬遼太郎
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

興味のあるかたは
「NASAで花開く日本の折り紙技術」
で検索してみてください。
画像や、動画をみることができます。
この絵ではむこうのほうに
ちょっとだけ地球がみえています。
だれでもが宇宙旅行にいけるようになったとき、
スポンサーサイト