ししまい カルタ お正月

今年も、おししに
大きな歯でがぶりと頭をかじられたぁ~。
きょねんまではこわかったけど、
今年はだいじょうぶ。
作者は小学2年生の男の子。水彩。

ましかくにしても
おししの顔にみえてしまうのが
なんともふしぎです。
黒い耳のせいか、
それともこの「からくさ」もようのせいか。

「からくさ」もようがうまくかけたので、
作者はおかざりの組みひもにもちょうせん。
このひもがむこうにいって
てまえの下からこっちへ出てきて・・。
見るべきところを
しっかりとおさえています。

作者はカルタの絵札(えふだ)を
絵のなかにちりばめました。

「い」のつくこれは
犬もあるけばぼうにあたる、ですよね。

これもすぐにわかりました。
さるも木からおちる、です。

うーん、これはむずかしい。
何がかいてあるのか
よくわかりません。
「あ」からはじまることわざを
いろいろ思いだして・・・、

わかった、これだ
あたまかくしてしりかくさずッ。
おしりが見えているんですね。
これは・・えーっと、こまったなぁ、でてきません。
コウサンです。

少年少女世界の美術館より 司馬遼太郎
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

お正月はあっというまに過ぎていきます。
でもそこに楽しいことが少しでもあれば
あとで思いだすことができます。
絵のなかでは、ししまいも、カルタも、お正月も、
きのうのことのように
いきいきとしています。
いつかまたこの絵をみて
そのころのお正月を思い出してください。
見ているだけでも楽しくなる
とてもすてきな作品になりました。

ランキングに参加しています。
クリックで応援をお願いいたします。

にほんブログ村
クリックで応援をお願いいたします。

にほんブログ村
スポンサーサイト