青い目のミルクのみ人形 第63回 日本ジュニア展 入選
第63回 日本ジュニア展 入選作品
青い目のミルクのみ人形 油彩
作者は小学4年生の女の子。
家族でアメリカを旅行をしたとき
ボストンにあるハーバード大学近くのおもちゃ屋で買いもとめました。
青い目をしたミルクのみ人形です。
アメリカ旅行にはおばあちゃまも一緒でした。
おばあちゃまにとっては娘と孫、
フミちゃんやカエコちゃんにもこんな時代があったなあ・・・
そんなことを思ったのかもしれません。
人形に対する思いは
三人が三人ともちがっているはずなのに
日本に連れて帰りたいという点では意見は一致。

四頭身? 五頭身?
いかにも赤ちゃんらしい体型です。
ふたつの人形は
手をつなぐようにして
もういっぽうの手でバイバーイ。
この左右対称形がなんだかとてもかわいらしいんですね。
英語で話しかけたほうがいいのかなあ。
まわりに大好きなわんちゃんを
八ひきも描き込みました。
この白い色が絵を明るくして、
カバーオールの色をやさしくかわいらしく
みせています。

司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。
この人形をみるたびに
人形を売っていたお店のようすや街並み
楽しかった旅行のことが思い出されるそうです。
絵を描くということは
旅をすることに似ています。
最初はちょっと不安でも
完成したときにはそれまでの試行錯誤が
懐かしいものに思えてくる・・・・
時間がたってみると
そのときには見えなかったものが見えてきて、
さらに愛情がふかまるということもあります。
青い目のミルクのみ人形は
そんな作者の感情をも表現しています。

この作品は 第63回 日本ジュニア展 に
入選しました。
日本ジュニア展のようすはこちらからどうぞ。
その1 その2
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青い目のミルクのみ人形 油彩

作者は小学4年生の女の子。
家族でアメリカを旅行をしたとき
ボストンにあるハーバード大学近くのおもちゃ屋で買いもとめました。
青い目をしたミルクのみ人形です。
アメリカ旅行にはおばあちゃまも一緒でした。
おばあちゃまにとっては娘と孫、
フミちゃんやカエコちゃんにもこんな時代があったなあ・・・
そんなことを思ったのかもしれません。
人形に対する思いは
三人が三人ともちがっているはずなのに
日本に連れて帰りたいという点では意見は一致。

四頭身? 五頭身?
いかにも赤ちゃんらしい体型です。
ふたつの人形は
手をつなぐようにして
もういっぽうの手でバイバーイ。
この左右対称形がなんだかとてもかわいらしいんですね。
英語で話しかけたほうがいいのかなあ。

まわりに大好きなわんちゃんを
八ひきも描き込みました。
この白い色が絵を明るくして、
カバーオールの色をやさしくかわいらしく
みせています。



司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

この人形をみるたびに
人形を売っていたお店のようすや街並み
楽しかった旅行のことが思い出されるそうです。
絵を描くということは
旅をすることに似ています。
最初はちょっと不安でも
完成したときにはそれまでの試行錯誤が
懐かしいものに思えてくる・・・・
時間がたってみると
そのときには見えなかったものが見えてきて、
さらに愛情がふかまるということもあります。
青い目のミルクのみ人形は
そんな作者の感情をも表現しています。

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