窓をあければフラミンゴがみえる

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窓をあければフラミンゴがみえる。
 
えッ、ほんとう?

もちろんほんとうだよ。ほら。

作者は小学1年生の男の子。水彩。

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すごいなぁ! 飼ってるの?

そう言ってみたくなる気持ちはわかります。

でも窓をあけると
こんな景色が目にとびこんできたら
なんとたのしいことか。

カラスでも、はくちょうでもなく、
フラミンゴというところが
すばらしい。

フラミンゴだとすぐにわかるのは
脚(あし)です。

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平行(へいこう)とか、垂直(すいちょく)ということばは
まだ習っていませんが、

平行であり、垂直であることで、
それがなんであるのか
一瞬にしてわかるように表現しました。

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足のながーい、
はくちょうだとか、

足のながーい、
カラスだなんて思ったひとは
よほどのへそまがりです。

青い空、白い雲、みどりの木々。

えがいたものが、
すっとつたわるおもしろさ、たのしさ。

でも絵のおもしろさはそれだけではありません。

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ここにはあかちゃんの
フラミンゴもえがかれています。

それを見守るように、
全体を見下ろしているフラミンゴもいます。
家族なのかもしれません。

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司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。

 
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。


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窓をあければフラミンゴがみえる。

この窓は、
作者の想像力の窓です。

想像力という窓を自分の手でおしひらくと
そこに自由がうまれます。

黄色をつかったらきれいだったので
ここにもつかってみたい。

想像力はこんなふうにもつかわれ、
かわいらしくてすてきな絵になりました。

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毛糸玉にふれるよろこび 

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毛糸玉には春には春の、
秋には秋の、
それに触れるよろこびがあります。

軽くてやさしい手ざわりを
思い出してください。

大人のアトリエから鉛筆画のご紹介です。

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ここには三つの毛糸玉が
たくみな描写でえがき分けられています。

(1)
買ってきたばかりでラベルがついています。
さあやるぞ、そんな高揚感が
たくされています。

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(2) 
すこしほどいた毛糸玉の、
てのひらに乗せたときのふわふわ感が
そのまま伝わってきます。
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 (3)
仕事がしやすいようにほどいて
準備は整いました。

できあがりのイメージは
頭の中ではすでに完成しています。

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毛糸玉が入っているのは
白樺細工でできた籠(かご)です。

編み棒をつきさし、影をくわえると、
波間にただよう小舟のようにもみえます。

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鉛筆画を完成するにはとても時間がかかるので、
ときには小舟にゆられているような心境に
なるかもしれません。

それだけに完成したときのよろこびは
ひとしおです。

ものの材質感を目でも、
指でも感じ取れる。

手芸や手仕事が好きなひとの
そんな感覚が見る人にもつたわってくる
すてきな作品になりました。

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春はもうそこまで

おまちどうさま、そういってくれそうな春が
もうそこまできています。

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今回は大人のアトリエから
鉛筆画のご紹介です。

戸外の水やりには欠かせない如雨露(じょうろ)。

その金属性の光沢と
花びらのやわらかさを
鉛筆の濃淡だけで表現しました。

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花がモチーフになっているので
数か所、色をつけています。

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そのせいか
古楽器のピアノでかなでられるような、
ピアニッシモといってもいい色彩のひびきが
絵の全体にひろがりました。

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それを味わうために
いま一歩、作品に顔を近づけてみてください。

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きっと小さな額のなかにも
春の息吹を感じていただけることでしょう。

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おひなさまに春の風

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おもいっきり笑いたくなったわ。

ひなまつりがおわってほっとしたのでしょう。
もう、すましていないで、
顔がとけるくらい笑ってもいいんですよ。

 作者は小学1年生の女の子。

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アイスクリームじゃないんだから・・
でもとけているかしら。

とけていても、とけてるなんて言えないなぁ。

じゃあ、ご自分はどうなの?


だからニコニコしているんだ。

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みなさん、おやくめごくろうさまでした。
しまわれてしまう前に
もう少し春の風をたのしんでいってください。


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はーい、はーい。かわいらしい声が
いつつもきこえました。

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あれもこれも、
また来年もつかえるように
ちゃんとしまっておいてくださいね。

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もちろん
そうさせていただきます。
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司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。

 
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。


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しっかり物を見て、
それを表現につなげることができる。

なによりもそれを楽しんでいる作者の気持ちが、
絵からまっすぐにつたわってくるので、
見ていてもあきません。

時間はかかりましたが、
それをおぎなってあまりある、
ちいさな大作になりました。

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