四季の草花

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名前は知らなくてもどこかで出会ったことがある。
見たことがある。

今回は「大人のアトリエ」から
そんな野の花や実をえがいた作品をご紹介します。

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摘んだことがある。なつかしいなぁ。

多くの人がそんな経験をおもちでしょう。
四つ葉だったときのうれしさ。

   この花は「見つける」がもっとも正しい求めかた。
そう言い切ってもいいような気がします。

都会にすんでいると
花屋でしか手にはいらないものがほとんどですが、
ときどきおやっと思うようなものがならんでいたりします。

これなどもそのひとつ、
生け花の素材や画材用だそうです。

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実だけではなく
動きのあるツルと葉にも人気があります。

この絵でもそれを的確にとらえています。

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でも花屋なら何でも売っているわけではありません。

この花など清楚な美しさがあるのに
店頭には出てきません。
ネーミングのせいでしょうか。

でもいちどでも手でふれたことがあれば
だれもが納得することでしょう。

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目線の低い小さな子どものほうが先にみつけてしまう。
そんな草花もあります。

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どうしてこんなにねじれているの?
だれでもがふと口にしたくなる疑問。

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どうして父と子ではないのか、
そんなことをいってもはじまりません。

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たしかにチチコグサでは発音がしにくい。

草の花の名前には
その植物にふさわしい
むかしの人々の思いがこもっています。


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この絵では左はしと右はしの植物が
はみだしてとぎれています。
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左右の端を切り取ってそのままならべてみました。

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まるで一対の掛け軸のよう。

ここからわかるのは
空間に対するアプローチが日本画的であること。

奥ゆきではなく平面。
省略することの美しさ。

作者は押し花をするときのようなやさしさで
ひとつひとつの植物をていねいに
えがきわけました。

ミツバアケビ・ドクダミ・ネジバナ・ハハコグサ・シロツメグサ
ヘビイチゴ・ヤブヘビイチゴ・ハコベ・スイバ・ヤマゴボウ


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懐かしいものに出会えた。
そう感じていただけたら
作者もえがいたかいがあります。

忘れていたものを思い出させてくれるおだやかで
とてもいい作品になりました。

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英語ではメリーゴーランド、フランス語ではカルーセル

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これはフランスの蚤の市でもとめたものなので
カルーセルがふさわしいでしょう。

今回は大人のアトリエより
鉛筆画による回転木馬のご紹介です。


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遊園地で回転木馬にのったことがあるこどもにとっては
楽しいモチーフです。

しかしその世界から色をぬけば
拍手や歓声などの音が消えて、

ぎゃくに欠けてしまった脚(あし)や、
体をつらぬく棒だけが
目につくかもしれません。

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けれども鉛筆画では
濃淡だけというストイックな表現のせいで、
永遠につうじるような
一瞬の美しさを
かいまみせてくれることがあります。

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時間よ、とまれ!

そうするためには
努力という汗が必要であることも・・。

一回に数平方センチしか進まないこともありましたが、
できあがってみれば、
静寂のなか
永遠に歳月をとめてくれる回転木馬として
それにふさわしい
美しい作品になりました。

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エゴン・シーレを摸写する ゴッホを模写する

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少しあごをあげ、
ななめに見下ろすこの表情には
エゴン・シーレの本質がかくされているのではないか。

それにうながされ、それを感じるためにも
模写してみたい。

作者は大学生。油彩。

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「ほおづきのある自画像」(1912年)模写

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「ほおづきのある自画像」(1912年)エゴン・シーレ

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模写が完成したあと
作者はまるで自分自身がエゴン・シーレになって
自画像をえがいたような作品を
描きました。

このだいたんなチャレンジを
ひとつづきのものとして
ごらんください。

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ゴッホのひまわりを模写したのは
小学1年生の男の子。

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家族でゴッホの展覧会にいったとき
この絵がいちばん気にいったそうです。

色えんぴつで
まるでレントゲン写真のように
たくみにかきあげました。

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ひまわりは
かれている花もまざっている。

まんかいの花はぜんぶ正面むきになっている。

せがたかいので
花びんがひっくりかえらないようにさしてある。

そんな観察の目とおすことで
作者の感性と知的領域は
ますますひろがっていきました。

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雪のふる森のしずけさ

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花びらのように雪がふってくる・・。
そんなしずけさを
絵のなかに表現したい。

作者は小学5年生の女の子。水彩。

音がなければしずけさがうまれる・・。いいえ、
音がなければ
それはただの無音です。

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おなじ形の木が絵のなかに
しずかなリズムをつくりだしています。

花びらの重さだけでふってくるような雪。

それをひとひら、ひとひら、
ていねいにかきこみました。

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灰いろで、とうめい感のある、
どこか日本画のすみ絵をおもわせるような色彩。

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ひとは
しずけさのなかに美しさを感じとります。

このいきものも
じっとなにかを感じとっているに
ちがいありません。

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司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。

 
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

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じっとたたずむ生き物の
呼吸音が伝わってくるような、
感覚でものをとらえた
とてもすてきな作品になりました。

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あけましておめでとうございます

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ことしもアトリエ10のこどもたちの作品を
たのしく紹介していきたいと
思っています。

いちどう、れい!

作者は小4の男の子。

あれれ、こまったぞ。
おじぎをしてもすぐにもとにもどってしまう。

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たしかにわたしたちは
だるまさんなので
ペコリというようなおじぎはにがてです。

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でも、ころがされても立ちあがるという
勇気があるからこそ
みんなに愛されているのではないか。
えへん。

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作者は、こんなだるまさんたちを
ひとつにまとめるために
美しいいちまいの布をぱあっとひろげました。

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こんなふうにかきこんでくれるの?

もようのこまかさ、色彩の美しさに
だるまさんたちもびっくりです。

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司馬遼太郎さんは
『少年少女世界の美術館』のなかで
子どもたちのためにこんな文章を寄せています。

 
少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。
美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。


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あともうすこしでできあがる・・。

時間がかかった絵には
ちょうじょうが見えてきたときのそんなよろこびが
かならずあります。

だるまさんたちにも
そんなよろこびがつたわったのでしょう。

いつもよりもやさしげな表情の
お正月にふさわしい、
すてきな絵になりました。

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