えがおのおひなさま

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フフフでも、へへへでもありません。
この笑いはハハハです。

笑っているおひなさまって
とってもチャーミング。

作者は小学5年生の女の子。油彩。

たしかにこの顔をみていると
つい、
つられて、笑ってしまいそう。

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油絵なので何週間もかかりました。

今日はここまでと筆をおいて、
それじゃあまたね、とあいさつして帰る。

次にアトリエにきたとき
顔が笑っていなかったらどうしよう。

でもそんなことは一度もありませんでした。

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笑いには、苦笑い(にがわらい)や
薄笑い(うすわらい)といった
こまったわらいもあります。

でもこのおひなさまの笑いには、
そんなものをけとばすような
明るい、おおらかさがあります。

作者は自分のなかにそれをみつけ、
絵に投影したのでしょう。

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こまかいところまで
しっかりえがきわけました。

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毎年のひなまつりには、
ぜひこの絵をかざって、
おひなさまと再会してください。

この絵のなかのような
おおらかな笑いで一年をすごしました。

そう思えなかったら

この絵をえがいたころの自分を
思い出してみましょう。


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少年少女世界の美術館より 司馬遼太郎

少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。

美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

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油絵は時間がかかりますが、
その時間のなかで
自分が知らなかった自分を発見することがあります。

 この明るくておおらかな笑顔は
作者自身のなかにあったもの。
それをおひなさまが気づかせてくれました。

思わずその笑いにこたえたくなるような
とても楽しい絵になりました。

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うちゅうステーション

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ぽっかりとうかんだ宇宙ステーション。

ぐんじょう色で濃淡をつけた空は
音のない世界の神秘と美しさを感じさせます。

宇宙には空気がないので
音はつたわりません。

作者は小学2年生の男の子。水彩画。

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太陽電池が羽のようにみえますが、
じっさいは巨大なものだそうです。

寝るところ ( 居住スペース ) や
実験室などがあるのはこちら。

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NASA (アメリカ航空宇宙局)は
日本のおりがみをヒントにした
あたらしいソーラーパネルを開発中だそうです。

研究者のブライアン・トリーズさんは
留学生として日本ですごしたとき
おりがみのたのしさを発見。

ソーラ―パネルをはこぶときには小さくたたみ、
使うときにはなんばいもの大きさに
ひろげることができる。

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試作モデルが公開されています。

おりがみであそんだことのある日本のこどもなら、
そいうことができるかもしれないと
なんとなくわかる。

この、なんとなくわかる、という感覚は
小さいころの経験がなければ
感じることはできないでしょう。

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少年少女世界の美術館より 司馬遼太郎

少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。

美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

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興味のあるかたは
「NASAで花開く日本の折り紙技術」
で検索してみてください。
画像や、動画をみることができます。

この絵ではむこうのほうに
ちょっとだけ地球がみえています。

だれでもが
宇宙旅行にいけるようになったとき、
この絵のような写真や動画をとってくるのが
流行になりそう。

そんなベストショットの
とてもすてきな作品になりました。

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空をとんでいるあれって、なに?

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とんでいるのだから、とり? それともひこうき?
でも、
見たことのないものであることは
たしかです。

「きけんせいぶつ」をえがいて
あっといわせた作者。

いよいよ保育園を卒業して
一年生になります。

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共通しているのは、
ま横にすすんでいること。
すいへいひこう(水平飛行)といいます。

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 つばさのようなものを上下にひろげて
きれいにならんでとんでいますが、

右の上のほうで列がみだれているのは
なにか事故、あるいは事件が
あったのでしょう。

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ここで気がついたかもしれません。

あれっ、これはなに?

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そう、まるでのりもののように
なにかが
ちょこんとのっています。

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もしかして
いかのような海のいきものが
べつのいきものをのっとり、
空をとんでいるのかも・・・。

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いちばん下にかきこんであるひらがなを
読んでみました。
きじ、さる、もも、いぬ、おに。

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桃太郎のはなしが
この絵にかんけいがあるとすると、
作者にまけないくらい
想像力をはっきしなければなりません。

ますます楽しくなってきました。

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少年少女世界の美術館より 司馬遼太郎

少年や少女たちが、
その年齢のときから美しいものにあこがれ、
何が美しく、何が嫌悪すべきものであるかを身につけなければ、
きっと醜悪なものの中で
平然としている人生を送るにちがいない。

美の訓練は、
智恵のできた大人になってからでは遅いらしい。

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この小さな作者は絵をえがくことをとおして
知らなかった世界をおしひろげ、
自分のいる世界を
発見しようとしています。

発想のおもしろさと観察力、
それにさいきんでは表現力がくわわりました。

画用紙のなかに
自由な感覚がきらきらとひかっていて、
とてもすてきな作品になりました。

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エゴン・シーレ & ゴッホを模写する

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エゴン・シーレの自画像をみたとき
なにか特別に感じるものがあった。

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その絵を模写することで
それが何なのかわかるかもしれない。

作者は男子大学生。油彩。

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見下すのでも、侮蔑するのでもない、
この視線がみつめるもの。

自画像にはそうしてみつめるエゴン・シーレと
見つめられるエゴンシーレが、
二重写しになっています。

こちらが「ほおづきのある自画像」(1912年)
というタイトルがつけられた原画です。


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この模写が完成したあと作者は、
エゴン・シーレとなってみつめる自分と
エゴン・シーレになってみつめられている自分という自画像を
描かずにはいられなくなります。

見かたをかえれば
高揚した心をゆっくりと沈静化させる必要が
あったのかもしれません。

それが「エゴン・シーレのイメージで自画像をえがく」に
結実しました。

若さの象徴とでもいうべき
このだいたんなチャレンジは
ひとつづきの
流れとなっています。

画像クリックで 1 から2へとごらんください。

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ゴッホのひまわりに挑戦したのは
小学1年生の男の子。

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家族でゴッホの展覧会にいったとき
この絵がいちばん印象にのこったそうです。

自分でも「その絵」をかいてみたい。

残念なことに作者はまだ油絵をやっていないので、
あの黄色は表現できません。

ところがこの作者は色鉛筆で、
構図そのものをたくみにえがきとりました。

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自分のしっているひまわりとは
ちょっとちがう。

かれている花もいっしょにかいている。

まんかいの花はぜんぶ正面むき。

背が高いのでひっくりかえらないようにしている。
(重心が中央部にくるように構成)

こういう発見をおしえてくれました。

感動したことをアクションにつなげる。
そのいきいきとした反応は、
作者の知的領域をさらに
おしひろげてくれることでしょう。

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