第65回 日本ジュニア展 その3

油絵には水彩とはまたちがった色彩のおもしろさがあります。
日本ジュニア展の一画には、
アトリエ10からの作品がならびました。


「うちの玄関」で取り上げたものは
ふだん見なれたものばかりですが、
キャンバスの上での構成力と色彩感覚で
こんなふうに変身しました。

うちの玄関 12才 油絵 入選


花火のむこうにひろがる、墨(すみ)をとかしたような黒、
ほたるを美しくみせてくれる青みのある黒、
生活のなかにとけこんだ夜の黒、
その微妙なちがいをぬりわけて、
ここに日本の夏が!

なつのよる 10才 油彩 入選

しずかな会場でじっくりと見るのは
腰に手をあてたこのポーズがいちばんです。





会場ではいつものように入賞者の表彰がありました。
ちょっと誇らしげで、
またちょっとてれ気味なところに好感がもてます。
おめでとう。




この絵、すごーくかわいい。
この作者と同じくらいの年齢の女の子が、
指をさしてくれました。


マトリョーシカ人形 11才 油彩 入選


世の中にはふしぎなことがたくさんあります。
なんだかふしぎだけど、なぜなのかなあ・・
そんなふしぎを詩のようにつかまえて
感覚的に表現したところに
この絵のおもしろさがあります。
日本ジュニア美術協会賞を受賞しました。

第65回日本ジュニア美術協会賞
ふしぎな窓 11才 油彩



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日本ジュニア展 その1
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